URUGUAY BEEF

2023.07.27
フーディーアンドビーフ

喜瀬 喜丈さん|沖縄県内、大手総合広告代理店社長が語るウルグアイ産ビーフの魅力

テレビ、国際映画祭や大型音楽フェスなど、沖縄を拠点に県内外企業の広告代理業やイベントを一手に手掛ける経営者

沖縄県内企業のCMをはじめ、国際映画祭、有名アーティストの全国ツアー、大型音楽フェスなど、県内外企業の宣伝やイベントプロデュースを手掛けている株式会社宣伝は数々の実績と規模を誇る沖縄県内、大手総合広告代理店。代表取締役社長である喜瀬 喜丈(きせ よしたけ)氏は健康意識が高く、普段から運動を欠かさずに行っているストイックで美食家の経営者です。

月間約20回の外食をこなす凄腕社長の大好物

沖縄は日本有数の観光地。地元企業はもちろんのこと、東京をはじめ全国の企業から様々な宣伝に関する相談が舞い込みます。お付き合い先は得意先だけでなく、官公庁からマスコミ、制作会社から芸能プロダクションと様々で、ビジネスの会食も沖縄県内に留まらず、全国規模。毎月10回ほどの会食をこなし、週に2、3回プライベートでも外食するという喜瀬社長は常に料理店のリサーチを欠かさず行われているのだそう。

Q:喜瀬社長はどのような料理がお好きなのでしょう?

喜瀬社長:和食も好きですが、肉料理が大好物。なかでも沖縄ステーキは学生時代から今でも通い続けている私のソウルフード。経営者になってから、ミシュラン掲載店や全国の名店で食事をいただく機会が増えましたが、リラックスしながら、常に食べたくなるのは地元で食べるステーキです。

Q:数ある沖縄ステーキ店の中でウルグアイ産ビーフのステーキを提供しているお店をご存知ですか?

喜瀬社長:もちろん知っています。ステーキハウス88ですね。私が40年通っているお店です。

Q:お店でウルグアイ産ビーフのステーキの魅力についてお聞きしたいのですが?

喜瀬社長:良いですよ。参りましょう。

あれ?お肉の素材が変わったのかな!?たった一口で変化を理解するほどのステーキ愛

ステーキハウス88辻本店へ到着。入店すると慣れた足取りでテーブルに着き、メニューを見ず「テンダーロインステーキ1人前、特上サーロインステーキ1人前をお願いします」と注文をする喜瀬社長。先ほどまでの経営者の表情が、まるで学生のような柔らかい笑顔へと変化していく様子が窺い知れます。

喜瀬社長:ここのステーキなら、2人前は軽く食べられます。ウルグアイ産ビーフのお話でしたよね?実はわたし、ステーキハウス88の看板メニューであるテンダーロインステーキと、特上サーロインステーキのお肉がウルグアイ産ビーフに変わった時、すぐにわかってお店の人に聞いたというエピソードがあるんですよ。

Q:え!?どうして気づかれたのですか?

喜瀬社長:40年以上、通い詰めて食べているので、一口でピンときました。

Q:お味はどう感じられましたか?

喜瀬社長:旨みが深くなったと感じました。赤身の後味がしっかり残ってくれる感覚で脂身はさらっとしていて、次々と口に入れたくなる。おいしいなぁ。そう思って、店長に「ステーキの肉が変わったの?」と聞いたら、ウルグアイ産ビーフに変更したばかりなんですよって驚かれました。

沖縄流、ウルグアイ産テンダーロインの召し上がり方とは!?

喜瀬社長:私は肉料理の中でも赤身肉ステーキが好きでテンダーロインステーキをよく食べます。厚みがあって食べ応えがある点や、沖縄名産のお酒泡盛との相性が抜群である事、さらには悪酔い対策にもなるという私の永遠のお気に入りメニューです。

ジュージューと音を立てながら運ばれてきたテンダーロインステーキはレア気味の状態から、熱々の鉄板でほどよくミディアムレアに焼き上がっていきます。ステーキにナイフを入れ、なにもつけずに一口、二口と美味しそうに召し上がられる喜瀬社長。「うーん、おいしい」と頷く様は、まるで初めて食されるかのようなリアクション。私のソウルフードと称された幸福感がひしひしと伝わってきます

喜瀬社長:好きなソースを自分好みで選んで食べるのが、沖縄流。ウルグアイ産テンダーロインのさっぱりとした味と、ステーキハウス88のトマトベース特性ソースは特に相性抜群です。どうして、こんなにおいしいのだろう?

Q:僭越ながら、ウルグアイ産ビーフの特徴について、ご紹介しても良いでしょうか?

喜瀬社長:ぜひお願いします。知識とイメージが増して、 美味しさも倍増しそうです。

Q:南米パンパに位置するウルグアイは、穏やかな気候と豊かで上質な水源に恵まれており、牛を飼育するには最適な環境です。主にアンガス種やヘレフォード種といった英国品種が生産され、広大な草地を利用した放牧飼育は、運動量が多くなり自然の雑草を食べる事から、筋肉バランスが良く高タンパク低脂肪で歯応えのある肉質として世界的な評価を得ています。飽和脂肪が少なく、必須脂肪酸であるオメガ6とオメガ3の調和が良く、CLAや鉄分、ビタミンE(抗酸)の含有量が多いことから、ウルグアイ産ビーフは良質な牛肉として世界中に流通しています。

喜瀬社長:このテンダーロインの美味しさは、ウルグアイの豊かな大地の恵みから得た贈り物なのですね。本能的に美味しいと感じていたウルグアイ産ビーフですが、しっかりと知識を得るとより感慨深い味わいが増しますね。

青春の味を継承する沖縄流、ウルグアイ産サーロインの真価

喜瀬社長:特上サーロインステーキは学生時代から今に至るまで、自分へのご褒美メニューです。どんな高級な食事よりも、空腹時にガツンと食べたくなるのはこのメニュー。サーロインは脂身が強いイメージですが、ウルグアイ産ビーフになって、格段に食べやすくなりました。まったく胃もたれをしないし、塩胡椒だけで、ずっと食べ続けられます。

喜瀬社長:味わい深く、本当に美味しい。同店がウルグアイ産ビーフを導入してから、看板メニューであるステーキの質が上がったと感じています。40年通っているので、その変化は明瞭です。ウルグアイ産の特上サーロインステーキは、ナイフでスッと切れるほど非常に柔らかく、上品な脂の甘さを感じます。脂と赤身のバランスがよく、旨みが凝縮されたジューシーなステーキを楽しむことができました。

店主:長く当店へ通っていただいている喜瀬社長だからこそ、感じていただけるウルグアイ産ビーフの旨みをご堪能いただけて光栄です。

喜瀬社長:日本全国様々な料亭や星の付くレストランで食事をしてきましたが、沖縄ステーキのウルグアイ産ビーフは格別です。リーズナブルな価格とは思えない旨みがギュッと詰まった、赤身肉好きには堪らない美味しさと喜びをみなさんにもぜひ体感してみていただきたい。

喜瀬喜丈(きせ よしたけ)
1967年沖縄県生まれ。学生生活はスポーツに勤しみ、中学では剣道部、高校ではラグビー部に所属。2010年に沖縄県内、大手総合広告代理店である株式会社宣伝に入社、その後2021年4月に代表取締役社長に就任。SDGsに関する取り組みや、デジタル化で事業を推進していくなど、革新的な戦略で事業を拡大している。

ステーキハウス88 辻本店

所在地:沖縄県那覇市辻2丁目8番21号

電話番号:098-862-3553
メニュー(辻本店):https://s88.co.jp/images/tsuji_menu.pdf
公式HP:https://s88.co.jp/

文章/小関咲穂(uruguaybeef.jp 編集部) 取材/渡辺恵伶奈(uruguaybeef.jp 編集部) 構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.